「学校に行きたくても、家から遠くて通えない」。カンボジアの農村では頻繁に耳にする話。村内の唯一の学校まで片道約1時間も歩かなければならないなんてことも珍しいことではありません。そのため、勉強についていけなくなる子どもや、勉強よりも家業を優先せざるをえない子どももいます。
国際協力NGO CBB(Cycle Beyond the Borders)という団体があります。彼らは、農村の子ども達へ自転車を提供することを中心に教育支援活動を行っています。理念は「カンボジアのすべての子ども達に教育へのフリーなアクセスを」。2015年春にはクラウドファンディングを利用し、現地の子ども達に33台の自転車を無償支援しました。家から学校が遠い子どもでも、自転車があることで通学にかかる時間が短縮され、より学校に通いやすくなります。過去4年間の活動で合計256台の支援(提供)をしてきました。
自転車の提供の他、プノンペンの大学へ通うため家族と離れて暮らす学生への支援も行っています。相場よりも安い家賃で住居(シェアハウス)を提供することで、地方学生が首都圏の大学に進学しやすい環境をつくっています。
さらにCBBスクールという独自の学習塾をバープ(コンポンチャム州)にて運営。日本語や英語を学びたい人へ学習の機会を設けています。現在、CBBスクールではカンボジア人教師のもと約60人の生徒が通っています。現地マネジメントにあたるのは日本人駐在員。日本で定期的にインターンシップ希望者を募集し、現地派遣しています。
地域・経済・財政的な理由から、貧困が貧困をもたらす悪循環に陥りやすい地方農村。そんな貧困のサイクルを止めようと「教育」という視点に着目し活動するCBB。教育格差が収入格差に大きく繋がるカンボジアにおいて、彼らの活動は新世代の希望の光になると確信します。

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国際協力NGO CBB
Name:  藤野太一朗、高橋昌祐樹、石出恵
文:望月大輔
Mail: info@cbb-cambodia.org
FB: NGO CBB for Cambodian education
Web: cbb-cambodia.org