「“国際協力”というけれど、これほど難しいものはない」と考える人は少なくないはず。外国人が他人の家に踏み込むことは、良くも悪くも影響が大きいと思っているからです。同じような思いを感じながらも、なお、その難題に取り組む団体があります。
「学生団体レアスマイル」は津田塾大学の学生による国際協力団体です。2009年、後に支援することになる孤児院に問題意識を抱いた当時の学生が設立しました。レアスマイルの名前の由来はクメール語の「光(レアスマイ)」と英語の「尊い笑顔(Rare Smile)」。この名前に、創設者のカンボジアへの想いや団体の理念が詰まっているように感じます。
その想いを継承する現在のメンバーは35人。春夏各1回、バッタンバン州にあるHope Of Children孤児院での活動を中心に、シェムリアップやプノンペンにて学びを深める活動をしています。国内でも積極的に関連イベントを企画・実施、得られた収益はすべて支援先孤児院へ食糧費支援として届けてきました。
支援先にとって良い活動ができているのか、活動が自己満足になっていないか。様々な難題と向き合うための学びも怠りません。団体内で勉強会を定期的に実施することでカンボジアという国についての学びの機会を設け、支援先とは別の孤児院へ訪問することで施設や子ども達についての理解へと繋げています。
「国際協力ってなんだろう」「支援ってなんだろう」と悩みながらも、支援先にとって“良いことは何か”を模索しながら活動する姿は真剣そのもの。世界に「光」と「笑顔」を必要としている人がいる限り、彼女達は前向きに、ひたむきに悩み続けるのかもしれません。

 

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学生団体レアスマイル
Name:  薮田 真理子  文:望月大輔
Mail: 下記サイトをご参照ください
FB: レアスマイル
Web: raresmile.jimdo.com
Blog: ameblo.jp/tsuda-raresmile/