カンボジアの内戦時代に埋められた地雷は対人地雷、対戦車地雷を含めて35種類で、その多くはアメリカ製、ソ連製、中国製ですが、アキラ氏が撤去して持ち帰り、今、博物館に展示している地雷は20数種類ですので、私がまだ目にした事が無い地雷も有ります。
地雷は、かの悪名高きクラスター爆弾と同様「悪魔の兵器」と呼ばれ、この使用を禁止する為1997年12月に「対人地雷禁止条約」が、カナダのオタワで締結されました。現在、世界で162カ国がこの条約を批准していて、日本も批准していますが、腹立たしい事にアメリカ、ロシア、中国と言った大国が批准していません。
クラスター爆弾も同様で、2010年締結の禁止条約に対し、アメリカ、ロシア、中国はやはり批准していません。
これが世界の現実ですが、我々はこの現実に絶望するのでなく、世界平和を実現する為、一人一人が声無き声を上げ続ける必要があると思います。

 

 

川広 肇(かわひろ はじめ)
2011年8月より、カンボジアの元少年兵・アキラー氏が作った「アキラ地雷博物館」で、日本人向けのボランティアガイドとして働く岡山出身の現在64歳のオッさん。「誰がオッさんやねん。」
Web:アキラ地雷博物館 日本人応援団 Blog:川ちゃんの「カンボジア生活日記」