町が変わっても、心は変わらないカンボジアがあった

初めてカンボジアに来たのはいつですか?
 1996年、それまで空路でしかカンボジアに入れなかったのが、陸路の国境が開き、隣国から陸路移動できるようになったというので、ベトナムからバックパックを背負って、入国しました。当時は内戦の影響がまだまだ強く残っており、カンボジア国内では陸路移動もできずプノンペン-シェムリアップ間はボートで移動しました。まだ旅をする場所ではないという印象でした。

カンボジアに住むことになったきっかけは?
 バックパッカーで再度訪れたときに、町は少し発展していたんですが、人の良さや心は昔のままというのに衝撃を受けました。時間がある旅だったので寺子屋で日本語を教え始め、生徒や先生、ゲストハウスなどで出会うカンボジア人の人柄に惹かれていきました。実際に住み始めたのは2010年で、日本で稼ぎカンボジアで過ごすという渡り鳥生活でしたが、少しずつ現地で仕事が入るようになり、住むことにしました。

今の仕事はどういったお仕事ですか?
いろいろやっていますが、主にはこのフリペの制作兼営業、旅行会社ゲストハウス管理、ボランティアツアーのコーディネーター等となります。ゲストハウスにいたとき、気軽に手にすることができる地図があったらいいなと思っていたのでこの仕事の話があったときはうれしかったです。また旅行会社の車両管理業務も行っていますが、カンボジアの道は舗装されてないところも多く、定期的なメンテナンスが必要と感じています。修理工場に立ち会うことも多く、この国の大変さを改めて感じていますが、お客様のニーズに合った車両を提供することにより、観光・ビジネスが快適に進むようにお手伝いができると思っています。この町に住みだしてから、いろいろ未経験の業種にチャレンジでき勉強になります。旅人としての関わりではなく、仕事を通し、助け合い衝突する仲間としてカンボジア人と関われて刺激をもらいながら仕事しています。

今の仕事での苦労話などはありますか?
 日本人にはないカンボジア人の大らかさに惹かれてここにいるのですが、仕事ではその大らかさを消して意識を変えていかなければならないことが多々ありジレンマを感じます。生活面ではデング熱を2度、不明の肝炎にもかかりました。

旅人に向けてメッセージをお願いします。
 旅はロマン。いつもいる環境と離れて自分を見ることができます。自由になっていろんなものから解放されてください。

Name: 桑原さおり (Saori Kuwahara)
Born: 埼玉県
Age: 言わないし、聞かれても答えない
Work:旅行会社、出版、ゲストハウス
「クロマツアーズ、ヤマト、くろまる」
Tel: 077-369-058
Mail: saorip@gmail.com
FB: saori.kuwahara712
Web:www.saori.site