紛争に巻き込まれた辺境遺跡

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プラサートタークロバイ、プラサートターモアンはカンボジア北西部、シェムリアップから約160㎞~180㎞地点、タイと国境を隔てるダンレック山に建造されたクメール寺院である。寺院自体は両遺跡ともさほど大きくなく、目立った彫刻なども少ないため、アンコールワットを見た後だと、もの足りなさを感じる。ただ、これら寺院には現在もタイ、カンボジア両軍の兵士が駐留しており、その緊張感、圧迫感に魅力を感じる者も多い。

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ターモアン、タークロバイへの行き方

シェムリアップから北西へ約160km。車だと2時間30分程度でタークロバイ寺院に到着。そこからターモアン遺跡までは20㎞、約40分で到着する。ターモアン寺院の近くにはプラサートチャン、跪く象の彫像などの遺跡もある。ターモアン寺院への坂道はかなり厳しく、パワーのない車両では上ることができないため、歩いて上がろう。

おすすめの季節

乾季

遺跡エリアは森に囲まれているため、雨季のほうが雰囲気はいいが、一部の道路が未舗装のため乾季のほうが移動しやすい。

旅の予算

$60~$180

マイナーすぎるためゲストハウスでの手配は難しい。クロマーツアーズなど、一般的な旅行会社で手配する場合、ガイド、車両付きで1人$180程度。(2名から催行、入場料別)

旅の注意点

全ての遺跡エリアには地雷があるため、むやみに森の中に入るのはNG。また、国境エリアの状況は変動することがあるため事前に情報収集が必要。

国境問題

2008年7月8日、ユネスコによるプレアヴィヒア寺院の世界遺産登録を機にタイとの国境問題が浮上した。国際司法裁判所は寺院がカンボジア側にあると判断しているが、タイ側は寺院がタイ国境内にあると主張し、カンボジアとの軍事衝突が始まったため、現在でも国境エリアにある遺跡の多くに兵士が駐留している。2011年4月にはタークロバイ、ターモアン寺院でも銃撃戦があり死傷者も出た。

【タークロバイ】

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山上に建造されたクメール寺院。彫刻などはないシンプルな作りの祠堂が1基あるだけである。

 

【ターモアントム】

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山上に建造された中規模クメール寺院。彫刻などは少しだけ残っているレベルである。

 

【タークロバイ】

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遺跡すぐ脇がタイとカンボジアの国境。左はカンボジア兵、右はタイの兵士。周りには地雷があるため注意。

 

【ターモアントム】

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遺跡内でのんびりしているカンボジア兵。すぐ横の寺院ではタイの兵士も休んでいるというのんびりした日常がそこにある。

ここにも寄りたい

ターモアン遺跡から約1時間程でアンコール五大遺跡バンテアイチュマールに到着。ちょうど1日で回れるので同日観光したい。

【バンテアチュマール】 
12世紀、ジャヤヴァルマン7世時代に建造された大型寺院。見所は千手観音の彫刻や四面仏の塔。また寺院周辺には多くの小遺跡が残されている。入場券$5。

〜たとえばこんな旅〜
【バンテアイチュマール・ターモアン・タークロバイ特別国境遺跡ツアー 】 7:00 出発 → 9:30 バンテアイトープ(約30分)→アンコール五大遺跡バンテアイチュマール(約1時間)→ 12:30 国境遺跡ターモアン観光と昼食(約90分)→ 14:00 国境遺跡タークロバイ(約1時間)→ 17:00 シェムリアップ到着

A-43 バンテアイチュマールと国境遺跡
約10時間 バンテアイチュマール、ターモアン、タークロバイを廻る特別ツアー。バンテアイトープは希望者のみ

7:00-17:00 ※入場料$5別
※車、ガイド、お弁当付き
※2名様から催行、1名様だと倍額
TEL:012-890-960

通常180$が→120 US$

お申し込みはコチラへ!
http://cambodia.sketch-travel.com/products/detail.php?product_id=467