【プノンペン】コニージャパンインターナショナルカンボジア代表取締役社長 小澤 貴也(おざわ たかや)

関係する日本人

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日本一周、そして世界一周

子供の頃、とりあえず強い男になると決めていた。当時、自分が持っていた強い男の尺度は喧嘩であった。中学校1年で学校で一番強い男を倒し、学校でトップとなった。中学校3年間を通してついていたあだ名は「オザワさん」。そんな意識もあり、高校からボクシングを始めた。ボコボコにされても、負けん気だけは強くプロテストを受けるところまでいった。しかし相手がしがみつきながらボコボコにされ倒れる姿を見て、ふと何かが違う気がした。真の強さが優しさと気づいたのが18歳であった。ボクシングを辞め、自分は誰かのために何かできないかと思いはじめた。

19歳まで地元から出たことがなかった。一番嫌いなことが旅であった。しかし大学に入ると日本中から面白い人々が集まっていた。そして、知り合った友達から、それぞれの地元の話を聞き、自分の育った町との違いに興味を持った。とりあえず、自分の目で見て回ることにした。まずは1年間かけて貯めた百万円で、北海道を除く46都府県、野宿の旅を行った。旅は厳しかった。真冬の東北で寒さに凍え死にそうになったり、四国では千二百キロの道のりを25日間、朝から晩まで歩いてお遍路をやったりした。その間にも様々な人に出会った。そんな経験から、日本の素晴らしさを実感した。

2009年、23歳となり、世界を知るために世界一周の旅に出ることにした。百日間かけて5つの大陸、12ヵ国を放浪した。カンボジアにはシェムリアップに3日間滞在した。それまで海外に出たこともなく、英語も全く話せなかったが先入観なくその国を知るために、あえてガイドブックは持ち歩かないようにした。言葉なんか話せなくてもどうにかなる、まずは踏み出すことだと考えていた。新しい人、新しい文化、言葉、宗教、風習に出会った。そんな様々な出会いの中で、最終的に出会ったものに気が付いた。「新しい自分との出会い」。それが人を成長させるということであった。

 

前職社長からの一本の電話。カンボジアに社長として旅立つ
踏み出す一歩が道となる。自分の夢

(こちらの記事は書籍版でご紹介しております)

 

今後のカンボジアと自分の挑戦

日本から出て見ると、カンボジア、いや世界が大きく違うという事に気づくと思います。皆さんも日本から出て、それを自分の肌で感じてほしいです。どんな地であれ、その地に住む人々の目の輝き、素直さ、心の豊かさなどは、自分がいる所とは違うはずです。自分の知らない世界に足を踏み入れた瞬間から出会いは始まります。新しい人との出会い、文化との出会い、場所との出会い、そしてその度に新しい自分と出会うはずです。

あとは時間の流れ。例えば、どこかの国に10年前に行ったことがあり、その国を分かっているつもりでいても、その間にその国も大きく変わり、自分が知っていた国ではなくなっています。カンボジアも10年あれば大きな変化がある国です。10年後のカンボジアと、今のカンボジア、どんな違いが出ているのかは誰にも分からないけど、今のカンボジアは今しか見れないことは間違いありません。

自分の心の中でどこかモヤモヤするとか、いつか海外でと思っているとか、日本でくすぶっていると少しでも感じたら、海外に一歩踏み出してほしいです。

お金がないとか言わないで下さい。自己投資に関してのお金にもったいないという事はありません。どんどん自己投資をして下さい。

いざ世界へ!

 


 

 

小澤 貴也 (おざわ たかや)

出身: 神奈川県

学歴: 関東学院大学

職業・業種: コニージャパンインターナショナルカンボジア代表取締役社長

座右の銘: 踏み出す一歩が道となる!

趣味: 野宿

カンボジア歴: 2009年初訪問、2011年9月より在住

ウェブサイト: http://ameblo.jp/takayan0402/

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