Kep

ベトナムとの国境から約40kmに位置し南部の海岸に面する州。市名はフランス語のLe Cap(半島)にちなんだといわれているが、この地で敵軍に追われた魔術師がKep Seh(鞍)を取り落としたまま逃げたことにちなむという伝承もある。

南はタイランド湾に面しているため、小さなリゾートエリアとしても知られている。観光客も少ない手付かずのビーチには、連休時には地元カンボジア人はもちろん、在住外国人も多く集まってくる。最も有名なのはケップのカニで、中心部には巨大なカニのモニュメントがある。

面積は小さいが、小高い丘からの森林や砂浜、内陸部の水田、ケップ国立公園(Kep National Park)やマングローブの森など変化に富んだ自然を満喫できる。宿泊施設も値段の割にクオリティが高く、今後新たなエコツーリズム＆リゾート地として最注目されているため、早めに行っておこう。

移動手段：プノンペンよりバスで約4時間、シェムリアップよりバスで約10時間。