Mondul Kiri

地域情報

カンボジア東部にあり、州都はセンモノロム(Sen Monourom)。国内で最も広大で最も人口希薄かつ、州人口の80%が先住山岳民族からなる州である。モンドルキリの意味は「山に出会う」であり、その名のとおり標高800mの山が連なる高原地域はコーヒーの産地としても知られている。

特有の地酒もあるこの地域では、それぞれ独特の生活様式・言語・文化を持つ10以上の山岳民族が住んでいる。中には1000年以上も使われているという大きな釜と伝統的な銅鑼を持つ家も多い。ポル・ポト時代にこうした物品はジャングルの秘密の場所に埋められ多くの場合、今もなお地中に眠っている。

北隣のラタナキリ州同様、豊かな自然と多彩な先住民族文化として知られており、ブースラー(Bou Sraa)、モノロムなどの滝、山岳少数民族の村訪問やリゾート型で滞在可能なプランテーション農園などがある。

移動手段:プノンペンよりバスで約9時間、シェムリアップよりバスで約8時間。

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