Pailin

地域情報

カンボジア西部、タイとの国境付近に位置する州。バタンバン州の一部であったが2001年特別市に昇格し、その後州に変更された。

1979年にベトナムがカンボジアに侵攻するとクメール・ルージュの支配区域は西部国境沿いに押し込められ、80年代には重要な拠点となった。90年代末には幹部が次々と投降したが恩赦を受けた後もパイリンに暮し続けた(現在はカンボジア特別法廷に拘束)。そのため現在でもかなりの数の地雷が埋まっており、撤去作業が行われている。また、パイリンと言えば宝石と言われていたが、内戦時にかなり掘り出され現在はほとんど産出されていない。

宝石市場だけでなく、採掘所跡や採掘体験も可能。プノンヤット(Phnom Yat)や、一風変わったスタイルのカオンカン寺院(Wat Kaong Kang)なども楽しめる。

移動手段:プノンペンよりバスで約8時間、シェムリアップよりバスで約5時間。また、バタンバンからパイリンまで車で約2時間、タイへと国境を抜けることも可能。

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