おくりものやおもいをカタチに…

生活の中の7～8割が子どもたちとの笑顔で過ごす時間。シェムリアップに来てからそんな生活ももう3年が経ちました。遺跡も好き。街も好き。景色も好き。食べ物も好き。だけどやっぱり何よりも子どもたちが好き。僕の中のカンボジア、僕の中のシェムリアップと言えば素直に一言で表すとそうなります。

現在は集落のお母さんや子供たちとモノづくりを一緒にしています。朝起きたら、子どもたちがやってくる。変な話、朝の7時前に起こしにくる日もある(笑)。しかし現実として学校に行ける子もいれば、戸籍がない、国籍すらない、そんな子どもたちやお母さんもいたりするので、なんだかすごく寂しい現実と対面しました。

最初は、何か出来ることをしてあげたい!そんな想いでいたけれど、時が経つうちに、自分のwantが先行してることに気づき小さな親切が大きなお世話になってしまうことがあるということを学びました。それから一緒に生活するうちに”共存共栄”、簡単にいうと”おかげさまのおたがいさま”を大切にするようにシフトしてきました。

日本とカンボジアを3ヶ月に1度の頻度で行き来する生活の中で、自分の事業とは別に「おくりものや」というチームを立ち上げました。”目の前の人を笑顔に”。最初はその想いで繋がるアーティストたちとそれぞれの技術を通してクロスカルチャー出来ないか？と試行錯誤していました。地道に活動をするうちに、三越での出店、様々な企業とのコラボ商品の開発、ラジオ出演、写真展、講演会、JTBとのコラボスタディーツアーなどたくさんの人のご縁を頂き少しずつ活動の幅も増えてきました。その中でカンボジアにも”おくりものや”として運営するカフェ＆制作場兼shopプロジェクトを現在進めています。

様々な魅力を持ってるカンボジア。僕はやっぱりこの国の笑顔に魅せられた1人です。これからもご縁と流れを大切に笑顔と想いを繋げられるお手伝いができればと思います。