【住めばカンボジア】山本奈月さん

住めばカンボジア

日本人宿だからこそ生まれる会話や、繋がり、支え合いのある場所にしていきたい。
【ブランクゲストハウス/マネージャー】

初めてカンボジアに来たのはいつですか?
2022年の夏です。当時はバックパッカーで東南アジアと南アジアを旅しました。

どうしてカンボジアで働くことになったのですか?
高校卒業後、一般企業に就職し経理部に配属されました。
一緒に仕事をしている人たちが、楽しそうに仕事をしていないことや、希望を持ちながら働いてる人が少なく、趣味や家族など自分の時間を犠牲にしているのを見て、日本の働き方や仕事のあり方に違和感を感じていました。

その後会社を辞め、日本国内をグルグルと旅していたときに、BLANKゲストハウスのオーナー・土屋氏と出会いました。

数年後に、土屋氏と再会し、カンボジアのゲストハウスのマネージャーを募集していることを知りました。
海外に出たいという気持ちが高まっていたことと、ゲストハウスの立ち上げ・運営、コミュニティ作りにとても興味があったので、自分が挑戦・成長できる環境かもしれない!と心が躍りワクワクしたのでカンボジアで働くことを決意しました。


実際に住み始めたのはいつ頃からですか?
2022年12月半ばからです。

今の仕事はどういったお仕事ですか?
ゲストハウスのマネージャーとして、ゲストさんの宿泊、ツアーなどの各種手配、イベントの開催等、ゲストハウス運営全般をしています。

どうしてそれをやろうと思ったのですか?
初めて一人で行った海外がインドだったのですが、その時に宿泊した日本人宿で数えきれないくらい宿のスタッフさんや、宿泊者さんに助けてもらいました。
その時の安心感やありがたさが忘れられない経験となり、私も旅人に寄り添い、訪れてくれたみんながこの土地や、ここに住む人々のことを好きになってほしい!という思いからです。
海外の日本人宿だからこそ生まれる会話や、繋がり、支え合いのある温かい雰囲気を感じてもらえる場所にしていきたいです。

今までの海外経験、どんな旅をしてきましたか?
初めての海外は二十歳。アメリカのカルフォルニアです。
ロスのディズニーランドで、世界の国のカルチャー伝えるイベントが開催され、
日本カルチャーを伝えるダンスチームとして参加しました。



次は、インドのシッキム地方に行きました。これが一人での初海外です。
当時、自分の中で大きな壁にぶつかっていて悶々と過ごしていました。
自問自答を繰り返す中で瞑想にたどり着き、ヴィパッサナー瞑想を習得するために行きました。
その時は、インドだけではなく、バングラデシュ、ネパール、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムというように、旅もしました。
全部で3か月半でしたが、インドに2か月いましたね。
このときに、カンボジアも初めて来ました。

日本では、アドレスホッパー・多拠点生活をしていて、北海道から沖縄まで、自分の心がピンときたところに住みながら移動していました。

将来はどんな仕事をしたいと思っていましたか?
ダンスをしていたので、ダンスに関わる仕事をしたいと思っていました。
自分がパフォーマーとしてステージに出たり、ダンススタジオの運営などです。

カンボジアに来る前はどんな仕事はしていましたか?
地元で一般企業で働いた後、テレビ番組の《ボンビーガール》に出演したことがきっかけとなり、東京に上京しました。この番組には3回出ましたね。



東京では、ダンススクールを開くという夢を持ちながら、イベントダンサーや、ナレーター、MCなど、エンターテインメントに関わる活動をしていました。一時期モノマネタレントをしていたりもしました。
パフォーマー&タレント業です。

コロナの影響で仕事がなくなり、そのタイミングで定住しないアドレスホッパーというライフスタイルへ転換。
シェアハウスやゲストハウスで、自分の得意なことや好きなことをしながら個人で稼いで自由に生活している人たちに多く出会いました。その出会いを通し、挑戦することや新しいことを始めることのハードルが下がり、自分もそんな生き方ができるかもしれない!という気持ちが出てきました。

そこから、SNSに力を入れるようになったり、ライブ配信を始めたり、シェアハウスの運営等を経験したり、フリーランスでイラストを描いたり、短編動画の制作や編集など、とにかく形にこだわらず、自分が好きでやりたい!と思ったことに挑戦し活動していました。

コロナ禍で、学んだことは何ですか?
大きく2つあります。
1つ目は、自分で新しく何かを始めることのハードルを下げてあげること
2つ目は、弱い自分と向き合い、少しでも自分も人も認めてあげること

これは、コロナ禍で関わる人や関わり方が変わったことが大きいです。
今までしていたイベント関係の仕事ができなくなり、東京に住む必要がなくなりシェアハウスでの生活スタイルになりました。
そこでいろんな人と関わる機会が増えて、自分のマイナス面やできないことに目が向くことがあり、自信をなくし何も挑戦できない時期がありました。
その際に自分の弱い部分を認めてあげながら、少しずつ人と比べず自分のペースで進む大切さを学びました。

今の仕事で楽しいことは何ですか?
ゲストさんと出会うことが一番楽しいです。
新しいゲストさんと会えることはもちろんですが、ここを出たゲストさんからの「また来るね!」「楽しかった!」という言葉や、BLANKから別の国を旅しているゲストさんから「元気?」「何してる?」というメッセージをいただくこととか。
それぞれのゲストさんとの出会いがとても楽しく嬉しく、それが自分の原動力・エネルギーになっています。


今の仕事での苦労話などあれば。

ゲスト様は日本人だけでなく、カンボジア人や他の国の方々と、多岐に渡ります。
またスタッフはカンボジア人なので、クメール語に日本語・英語といった様々な言語が日常的に飛び交います。
その際、外国語を流暢に話せないのは勿論のこと、お互いの国民性や文化を知らないことで、困惑したり苦労したりしています。
ですが、少しずつクメール語を覚え、英語を学び直し、ゲスト様の出身国の挨拶や国民性を調べて覚えたりと、少しずつ理解を深めるようにしています。

今後の展開はなんですか?
《BLANKの展開》
BLANKがたくさんの旅人や旅行者に愛される場所になるよう
SNSでの発信や、場所づくり、温かい雰囲気でゲスト様を迎えることができるよう、自分やスタッフもみんなで楽しみ、支え合える環境づくりをしていきたいです!新しく初めていきたいイベントや商品の開発や、施設やサービスの質の向上に努めていきます!今後ますます成長するBLANKをお楽しみに!

《個人の展開》
モノづくりが大好きなので、カンボジアで自分のプロダクトを作りたいですし、ダンスが得意なので、カンボジアの伝統舞踊・アプサラダンスにも挑戦していきたいですね。
またカンボジアを知ってもらったり、身近に感じてもらえるような発信をしてたくさんの人にカンボジアを訪れてもらうきっかけを作っていきたいです。

その先の展開は、地元岡山で、人と人が会える場所を作れたらいいと思っています。
それが、もともとの夢であったダンスを通してかもしれませんし、
今働いているBLANK のようなゲストハウスかもしれません。

また自分も旅人でもあるので、世界をもっともっと旅してまわりたいです!

最後に、旅人に向けてメッセージをお願いします。
私自身カンボジアで出会った人々はみんな「GIVE」の精神が強く、
何度も助けてもらい、たくさん優しさをもらいました。
優しさ、温かさ、力強さをたくさん感じられる心地の良い滞在になりますように!!

  • 現在の職場、BLANK GUESTHOUSE
Name 山本奈月(通称ナツコ)
Natsuki Yamamoto
Born 岡山県笠岡市
Age 24
Birth19.SEP.1998 19.SEP.1998
Work BLANK GUESTHOUSE
マネージャー
Travel

インド、バングラデシュ、ネパール、
タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、
台湾、アメリカ

Sports ダンス、水泳、バスケ
Hobby チャイティ作り、読書、ダンス
座右の銘 BE HAPPY
MAIL blank.go.go.nuts@gmail.com
Instagram go.go.nuts.nuts
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BLANK GUESTHOUSE
TEL (+855)12 893 001
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