観光

パイリン市の近郊には元宝石鉱山が数か所存在する。内戦時に採掘しつくされたため、今ではあまりいい石は取れないそうだが、パイリンの宝石は質が良いとされ他の地域のものと比べて高い値段で取引されるそう。採掘体験も可能で、宝石が採掘できた場合、町の宝...

パイリン市内にある６０mほどの小山には、地元では有名なお寺がある。寺院の建設については多くの神話や伝説が伝えられているが、一説には地元の富豪ヤット夫妻が祈りを捧げた場とされ、毎年儀式が行われている。現在ではヤット祭壇があり、ヤット夫人の彫像...

シソポン市内にある小山には、内戦時代に活用した監視台が今だに残っている。山からは町全体が見渡せ、中に入ると仏陀座像が祭られている。

シソポンの町から約20㎞にある古い現代寺院で、ちょっとしたテーマパークになっている。ふもとには大口を開いた虎の像があり、そこから中に入ると涅槃像が祭られている小さな洞窟へと繋がる。山頂からの見晴らしも良く、祭日には地元の人でにぎわう。

シソポンから約60㎞の位置にあるのは、1976年～1977年のポル・ポト時代に作られた大規模な灌漑用貯水池。この貯水池の建設には6,000人～7,000人が従事させられていたという。貯水池には多くの魚が生息しているほか、確認されているだけで...

シソポンから約50㎞、シェムリアップから約140㎞にあるタイとの国境の町。道路状況も良く、タイからシェムリアップに陸路でくる際、最もポピュラーな国境といえる。カンボジア人も多く国境を行き来するが、タイ側にある市場で商品を仕入れするのが目的だ...

タイとの国境に位置するオースマイの町は、州都サムラオンから約40㎞。近年カジノホテルが数軒オープンし1日500人程度やってくるというが、そのほとんどがカジノが非合法であるタイからのプレーヤー。また、国境近くにある中規模市場は、タイから仕入れ...

本名サロト・サル、「メコンのヒトラー」の異名をもつポル・ポトは1975年から1979年にかけてカンボジア政権を握り、虐殺や強制労働によって多くの自国民の命を奪った。ポル・ポトの思想は、人間が狩猟採集していた時代を理想の社会だと考え、現代に原...

シェムリアップから120㎞にあるタイとの国境付近の町アンロンベンは、1999年にポル・ポト派のタ・モク元参謀総長が逮捕されるまで、同派が最後まで拠点とした場所。かつてのポル・ポト派No.2で「The Butcher(虐殺者)」の異名を持つタ...

サンボー・プレイ・クックの近くに位置する村。1993年に行われたカンボジア総選挙を実施するため、国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の国連ボランティアとしてコンポントム州で活動していた中田厚仁さんが亡くなった場所にできた村。当時、人家も...