タ・モクの家

観光

シェムリアップから120㎞にあるタイとの国境付近の町アンロンベンは、1999年にポル・ポト派のタ・モク元参謀総長が逮捕されるまで、同派が最後まで拠点とした場所。かつてのポル・ポト派No.2で「The Butcher(虐殺者)」の異名を持つタ・モクは、1979年にクメール・ルージュ政権が倒された後もアンロンベンを本拠に置き、支配地域をコントロールしていた。その後ポル・ポトにより軟禁状態に置かれるも、反乱を起こし最終的にはポル・ポトを拘束し、1999年に逮捕されるまでクメール・ルージュの有力な指導者だった。タ・モクの家はアンロンベンの町の中心地の湖畔の高台と、崖上に建っている。町中の家は、当時は堀が張り巡らされ、侵入を防ぐためワニが放たれていたという。入場料は外国人2$。

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