地雷のことを伝えたい  アキラ地雷博物館

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“Aki・Ra 地雷博物館”は、シェム・リアップの街から約30km、東洋のモナリザで有名な、バンテアイ・スレイの手前6㎞のところにあります。
Aki・Raさんは現在42歳のカンボジア人ですが、私たち日本人は親しみを込めて、“アキラ”さんと呼んでいます。彼は10歳から20歳までを、クメール・ルージュ、ベトナム軍などの少年兵として従軍し、その間に多くの地雷を埋めました。その地雷によって多くの人たちが傷ついてることを知り、その償いとして、この国の地雷撤去に一生を捧げようと、90年代終わり頃より単独で撤去活動を始め、処理した地雷や不発弾などを多くの人たちに見てもらうため博物館を設立しました。
博物館には、処理した対人・対戦車地雷を始め、ベトナム戦争時に米軍がこの国に投下した、クラスター爆弾など数千点が展示されています。
また、館内にあるリリーフ・センターでは、最初の頃より地雷被害者や戦争孤児たちを初めとする多くの子どもたちの養育を行っており、村に学校を作ることもされていて、それらが写真で紹介されています。
現在はNGO“CSHD”として全員カンボジア人スタッフで地雷撤去活動を行っていて、その様子も紹介されています。私は日本人ガイドとして、訪れた日本人の方々に展示物の説明やアキラさんのメッセージをお伝えしています。私の活動は11月末までですが、来年1月末より、次の方が、ボランティア・ガイドとして来られる予定です。

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akiralogo

アキラ地雷博物館 / Aki-ra land mine museum
日本人応援団」日本人ボランティア・ガイド
Name:  後藤 朱実
FB:  Landmine Relief Fund
Web: www.cambodialandminemuseum.org

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