Kampong Chhnang

地域情報

トンレサップ川に沿って開けたカンボジア中部の州。コンポンは「港」、チュナンは「鍋」を意味するクメール語で、その名の通り古くから焼き物の産地である。州都コンポンチュナンは、カンボジア最高峰のアオラル山(Aoral Mountain)へのアクセスも良いため今後の開発も予想される。

川を利用して運搬することも多いこの地域では、今も、ろくろを使わず野焼きをする独特の製作方法で土鍋やつぼを作る農家が多い。また、こうした製品は牛車が引く荷車に乗せて村人が全国を売り歩いている。トンレサップ川での漁業も盛んで多くの水上生活家屋もある。

伝説のあるニャンコングレイ山(Phnom Neang Kong Rey)、陶芸村や陶芸ワークショップなどのんびりとした農村部の人々の生活に触れるにはとても良い。
移動手段:プノンペンよりバスで約2時間、シェムリアップよりバスで約8時間。

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