【NGO活動】パゴダキャット

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カンボジアに来たのは2011年。それまで東京の旅行会社で働きながら地元の猫の救助活動を行っていました。
翌年、オーストラリアから来た動物看護師と共にAngkor Paws Animal Rescue (APAR)を設立、運営を開始。活動は主に野良犬や野良猫を救出し、回復するまでの介護や回復後の受け入れ先を探すことでした。
2013年2月、アニマルケアの基本的な知識を学び、トンレサップ湖へ行く道沿いにある寺院「ワットアトヴィアパゴダ」で猫達の世話を始めました。このパゴダ(寺院の意)は普通の寺は違い、多くのカンボジア人が猫を捨てに来ます。
それは、ここの高僧が大の猫好きだからです。お祈りの時も、側に猫を置き、普通のパゴダでは中に入る事ができない猫達も、ここでは僧侶達と一緒に暮らしています。ただ、ここの猫達の生活もあまり良いとは言えず、食事は僧侶達の食べ残しであり、病気や怪我の手当てはされていませんでした。17ヵ月間、毎日訪問し、多くの猫達が捨てられ、死んでいくのを見てきました。そこでの悲惨な状況を変えようと決心しました。
それから、ここに来る度に猫達に餌を与え、虫やノミを取り、感染症の手当てをするようになりました。子猫の死亡の原因となる下痢のケアのほか、様々な症状に対し、動物病院へ連れていき治療をしています。この治療にはボランティアの獣医達が協力してくれ、治療後は引き取り先が見つかるか、パゴダに戻れる状態になるまで「キャットヘルススパ」にいてもらいます。
最近では、猫達の治療のためにオーストラリアや日本から獣医達が来てくれました。東京から来た獣医が、6匹の猫の避妊手術をしてくれたこともあります。
これら全てのことがボランティアとして行われているのです。ボランティアに来てくれる方々の手助けに心から感謝しています。ご興味のある方、お気軽にご連絡ください。

Josette 2 Cats

 

Name: Josette Vanneur  / ジョゼッタ

野良猫支援パゴダキャット運営。日本には21年住み、旅行会社に勤務していた。朝のパゴダ訪問、猫の餌や薬、支援金の寄付、獣医の方は避妊手術など、各種ボランティア募集中。

Tel:  012-843102

FB: SiemReapPagodaCats

Web: siemreappagodacats.org

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