カンボジアにも良い物がある事を知ってほしい。
最初にカンボジアに来たのはいつですか?
2001年にバックパッカーとして初めて訪れたのがこの国です。事前に抱いていた地雷や貧困のイメージと違い、意外と良かったなという印象で興味を持ちました。
どうしてこの国で働くことになったのですか?
毎年休みのたびに来るようになり、現地にも友達が増え、少しずつ自分の知らないカンボジアを見つけていきました。この国が好きなんだと思い、「じゃあ住めばいいじゃん」と思ったんです。2005年8月、日本人観光客も多くなっていたので、仕事はすぐ見つかるだろうと思いシェムリアップに訪れ、旅行会社に飛び込んだらすぐに採用されました。
今の仕事は何で、どういったお仕事ですか?
カンボジア雑貨店です。旅行会社で働いている時に、お客さんからお薦めのお土産を聞かれた時に、回答できなかったんです。本当の意味でのカンボジアのお土産で良い物が無く、同僚に尋ねると「無いなら中川さんが作ればいいんじゃないですか!?」と言われた一言で、会社を退社し、カンボジアの地方都市を廻って、色んな素材や作り手を探しました。その後、自分で雑貨の卸業をやりながら、総合土産店店長として勤務、より深く商品などを調べ、2011年に自分の店を持ちました。
今の仕事の苦労話など
苦労話としては、作り手さんとの意識の壁。品質や納期の概念が薄く、同じような問題が繰り返し起こります。サンプルと同じ物と注文しても、全く違った物が納品される。また、人気商品はすぐコピーされたり、作り手が他の店に売ったり、自社オリジナル製品がいつの間にか他の店にも並んでいることです。
自分の目標
目標は、日本の人にも世界の人にも、カンボジアにも良い雑貨などがある事を知ってもらう事です。日本にも輸出し、少しでも目に触れることでそれを知って貰いたい。だから取引先も募集しています。
旅人へのメッセージ
私がカンボジアに住みだしたのが30代前半でした。自分自身20代の時はまさかこの国でこんなことをするとか想像もしていませんでした。皆さんも、今何がしたいか分からなくても、人生の出会いはひょっこり出てくるので焦らずに今を楽しんで下さい。
(Yukiko Nakagwa)
Born: Hyogo Age: 41
Work: Very Berry
Job: カンボジア雑貨店
Tel: 077-850602
Mail:veryberryworkscambodia@gmail.com
FB: Very-berry-hand-made-in-Cambodia
Web: veryberry.jimdo.com