コーケー遺跡群

観光

カンボジアで2番目に大きい遺跡群は10世紀前半、クメール王朝のジャヤバルマン4世によって築かれ、わずか15年ほど都が移されていた際に栄えていた幻の都。当時は「リンガの町」または「名誉の島」と呼ばれており、100を超える多数の寺院跡、貯水池跡、巨大リンガや、門柱や壁に鮮明に残る多数の碑文などが残っている。プラサット・プラム(Prasat Pram、5つの寺院)やプラサット・ドムライ(Prasat Damrei、象の寺院)など比較的きれいに残っているが、なかでも40mの高さを誇る7段ピラミッド型寺院のプラサット・トム(Prasat Thom)は、見るものを圧倒する。通常観光する分には問題ないが、地域には地雷が多く残っているため立ち入り禁止区域は必ず守ること。プレアヴィヒアの町から約72㎞、シェムリアップからは約110㎞のため、プレアヴィヒア遺跡やベンメリア遺跡と合わせることが多い。入場料は外国人10$。

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