カンボジアの歯の破折と歯科医院の選び方

カンボジアの食べ物は、日本より固い物が多い傾向があります。
牛肉も日本のものは柔らかいですが、カンボジアのものは固くて食べるのに苦労することが多いです。
チキンのから揚げも骨付きでお弁当に添えられていますが、カンボジア人は骨ごとバリバリ食べてしまう人もいます。
この結果、歯が破折し、痛みのあまり歯科医院に駆け込むことになります。
破折した歯の多くは抜歯という運命となります。
ところが、奥歯の場合、破折した歯の一部を切断除去し、隣の歯と連結して抜かない治療をする医院もあります。
これを専門的にはヘミセクションと呼びます。
しかし、カンボジアでは、このような高度の歯科技術を持つ医院は少ないです。
破折の対策は、固い食べ物は小さく刻み食べやすくすることです。
次に不幸にして破折した時は、歯科医院の選び方に注意することです。
2~3件の歯科医院で見積もりと治療方針を出してもらい、自分の納得した医院を選ぶことです。
カンボジアは日本と違い歯科医院によって、治療方針と価格が大きく違うことがあるからです。
カンボジアの患者の特徴は、日本では80%が、かかりつけの歯科医を持つのに対し、わずか30%しか持っていないことです。
望ましいのは、日頃から分野別にかかりつけを決めておくこと。
良い歯の会も、歯科医院の紹介を頼まれることがあり、アドバイスをしています。特に外国人の方はカンボジアの歯科事情がわからずお困りの方が多いようです。

 

 

 

 

良い歯の会
Meeting of Good Teeth

Name:長田 新一 Shinichi Osada
Mail:osadashinichi2016@gmail.com
Tel:093 834 707

福岡県立九州歯科大学卒業後、30余年の神奈川県の医療行政の傍ら歯科大学病院にて
臨床専科生としてインプラントの研究に従事。定年退職後、カンボジアに歯科疾患予防と
治療相談を目的とした良い歯の会を設立。将来的に予防を重視した歯科医院の設立を目指す。