ここなら私も役に立つことが出来る。何かがまだある!
最初にカンボジアに来たのはいつですか?
2000年です。アンコール小児病院でボランティアを募集していると看護雑誌に掲載されていて、3年前の記事だったにも関わらず、飛び込みできました。結局、英語が話せなかったため1週間程度見学して終わりでした。
どうしてこの国で働くことになったのですか?
元々はアフリカで看護師として働きたかったのですが、実際行ってみるとエイズ事情がひどく、自分が手伝えることは何もないと感じました。そんな時、この国に来て、「ここなら私も役に立つことが出来る。何かがまだある!」と感じ、ここで働きたいという思いで仕事を探し、幸運にも働く事になりました。
実際に住み始めたのはいつ頃からですか?
2001年に1年半、知人のベビーシッターをしながら住んでいました。その後、一度帰国し2008年頃に戻り、それからずっと住んでいます。ベビーシッターの時は、日本のマニュアルにないカンボジアのやり方に驚きました。
今の仕事はどういったお仕事ですか?
トンレサップ湖の水上生活者へのヘルスケアーを行っている団体「レイククリニックカンボジア(TLC)」というモバイルクリニックで働いています。そこで看護教育や、ボランティアスタッフの調整などをしています。またファンドレージングなども勉強しています。
どうしてそれをやろうと思ったのですか?
カンボジアの病院で働きたくてもなかなか仕事が見つからずホテルで働いたりしていましたが、観光客のクレームと、現地スタッフのサービスの価値観の違いに板挟みになり、疲れきってるところに、今の仕事のボランティアスタッフ募集の話があり、転職しました。今の仕事はとても面白く、また自分の知識、技術も活かせる場所でしたので、今は正規スタッフとして働いています。
旅人に向けてメッセージをお願いします。
人生は1度きり。今を一生懸命に楽しんでください。またクリニックでは歯ブラシ寄付をお願いしています。使っていない歯ブラシなどをご寄付頂ければ助かります。(クロマーツアーズに歯ブラシ寄付箱設置してます)
(Toyomi Maehara)
Born: Kagoshima
Age: いい歳
Work: The Lake Clinic Cambodia
Job: 看護師
Tel: 097-4100-107
FB: lake.clinic