Ratana Kiri

地域情報

ベトナムと国境を接するカンボジア北東部の州で「宝石の山」を意味する。ラタナキリブルーと呼ばれる青いジルコン以外にも、カシューナッツやコーヒーの産地でもある。毎年何千人もの旅行客が訪れるこの地域の中央部には州都バンルン(Ban Lung)、南部の平原には旧州都ロムパット(Lumphat)が位置している。

州人口の75%が山岳民族で形成されており、部族ごとに異なった生活様式・言語・文化を持っている。中には少数民族の伝統的家屋がある村や伝統織物の製作を見ることができる村もあり、それらを訪れることもできる。

モンドルキリ州同様、その多様な先住民族文化だけでなくエコツーリズム分野でも注目されている。手付かずの自然と野生生物の宝庫であるこの地では、チャオン滝(Cha Ong Waterfall)やヤクロウム湖(Yeak Loam Lake)などが人気の観光地となっている。
移動手段:プノンペンよりバスで約11時間、シェムリアップよりバスで約14時間。

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