【3ママ日記】シェムリアップで出産したときの話

シェムリップ在住3児のママ日記

こんにちは。

私、言うまでもなく3人子供を出産しています。
1番目2番目の子供は日本で出産しましたが、3番目の子供は実はシェムリアップで出産しました。

そんなわけで、私が3番目の子供を産んだ時のお話しです。

現在は、ロイヤルアンコール病院でも外国人の出産を受け入れてくれていますが
私が妊娠していたときにはまだロイヤルアンコール病院は外国人の出産の取り扱いは
行っておらず、他のローカル病院を探すことに・・・。

結局、私が選んだのはこちらのレアックスマイ・アンコール・クリニックでした。
2016-03-22 10.02.23

もう、正直何を基準に選んだらいいのかわからなかったので、①家から近いこと
②当時は韓国人の女医さんがいたこと、③英語が何とか通じるところ、という基準で
ここにしました。

妊娠時の検診はそれはもう適当そのもの。日本であれば血液検査などもありますが
この病院では体重のチェック、エコー診断のみでした。
一応、お医者さんに「血液検査とかないんですか?」と聞いたら、「え?なんで?」と
逆に聞き返されたり・・・・。
念のため血液検査もしてもらおうと、セカンドオピニオン的に「リー・スレイ・ヴィーナ・クリニック」にも
時々行ってました。

そして、臨月。夜中に陣痛が!!
すぐに病院に向かい看護師に事情を説明。
看護師さん、「はいはい」と言った感じで病室に案内してくれて、「病室のすぐ前にいるから
破水したら声かけてね」と病室の前で待機してくれました。
この間パパは一度荷物を取りに行くために帰宅。
病室の前に看護師さんいれば安心だよね~と呑気に破水を待っていると、耐え難い陣痛の波が。
2回目の出産のときもそうでしたが、「そういえば、陣痛って痛かったんだ・・・!!」と気づき、「何故
カンボジアで出産しようと思ったんだ・・自分のバカ!!!」と後悔の念が何度も過ぎります。

破水してないけど、あまりにも陣痛が苦しいので看護師さんに聞こえるように
とりあえず、「うぅ・・・」と少し大きめのうめき声をあげてみるが、誰も来ない・・・。
何度かこれを繰り返してみたけど、誰も来ない・・・。
動くと耐え難い陣痛の波が来るけど、どうにもならないので頑張って起き上がって

病室の外を見ると・・・

看護師さん、熟睡!!!!
全く起きる気配がないので、病室の外まで出て、看護師さんをわざわざ起こして
「すごく・・・・痛い・・・・・」と言ってようやく気付いてもらえました。

その後、韓国人の女医さんが駆けつけてくれ、思いのほかスムーズに出産できました。
日本でも行う産婦人科あるらしいですが、お腹をぐーっと押されて出産を促されたりしました。
個人的には陣痛がずっと続くより、一瞬の痛みでぽーんと出てきてくれたので助かりました。
一番苦しいときに帰宅していたパパもちょうど生まれたばかりのタイミングで我が子に会うことが
できました。運の良い人だ・・・。

その後は抗生剤などの点滴を行ってくれて、クーラー付きの病室でのんびり過ごすことができます。
こちらの病院では特に体に問題がなければ2泊3日で退院できます。料金は全部込みで300ドルでした。
我が家には帰りを待ちわびている上の子二人がいたので、早く退院できる方が嬉しかったです。

ちなみに食事の提供や産後に必要な産褥セット、新生児用衣類おむつ支給などはありません。
各家庭で準備となりますので、お忘れなく。
我が家はいろいろ揃え忘れがあり、パパが何度も買い出しに行く羽目になっていました。

そんなわけで、ドタバタ出産でしたが、なかなかいい思い出になりました。
しかしながら、ここシェムリアップでは初産をジャヤバルマン病院(※)や州立病院で
行った強者ママも結構いるので、私なんぞはまだまだヒヨッコです。
でも、初産の方は是非日本でご出産することをお勧めします。

※現地人向けに無料で医療提供してくれる病院。常に激混みで、診察待ちの長蛇の列ができます。

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