【シェムリアップ】ナプラワークス代表 吉川 舞(よしかわ まい)

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本と歴史と旅

小さい頃の趣味は昆虫観察と恐竜図鑑。そして、小学校時代から探偵や歴史小説を読みはじめ、本の中の物語や歴史の世界に没頭していった。本であれば、漫画も含め、様々なジャンルを読んだ。

中学時代には、幕末や坂本龍馬など、変革の時代の本を読んだ。自分はなぜその時代に生まれなかったのだろう、そして男に生まれなかったのだろう。そんなことを考えて学校をさぼったこともあった。高校では空手に没頭した。剣道の師範だった祖父や物語の中の男たちの「道」を貫く姿に憧れて、自分もそうした環境に身を置いてみたかったからだ。その頃から、昆虫や恐竜などの自然が創ったものだけでなく、人間が造り出した古代の文明や文化遺産に興味を持ち始めていた。そして旅に出ることが多くなっていた。

これには理由があった。身近なところに、こうした指向に影響を与えた人物たちがいた。父親は旅行会社勤務、母親は大の世界遺産好き。そして、祖母は本に対してはお金を出し惜しみせず、様々な本を買ってくれた。休みとなると家族で博物館などに行き、クリスマスプレゼントは本の山、そんな環境であった。

2003年、最先端の情報が集まるところに行きたいという気持ちが強く、北海道から東京の大学へと進学することにした。東京では地元にはなかった刺激があった。そして、その裏側を見たいと思った。所得の低い人たちや、外国人の集まる街でアルバイトをし、同時に銀座などで働きながら様々な生き方の人々に出会って、人間観察をした。

 

文化遺産廻りの果てにたどり着いた場所
原点に戻る。独立しカンボジアからメッセージを

(こちらの記事は書籍版でご紹介しております)

 

今後の自分の挑戦

自分がとても好きで愛してやまないものを、一番いい形で他の人と共有したい。今は言葉をもたない、語らないものたち、例えば遺跡や、そのままでは理解してもらいにくい地域の文化の声を聴いて、届ける、拡げていく。それを自分のライフワークとし、文化遺産と共にある今の社会の人々と一緒に生きていきたいと思っています。

カンボジアで働いていると、日本に居たら出会うこともないような世界、業種、人々に出会えます。その影響から、人生に対してリスクや喜び、キャリアビルディングなど考え方が変わってきています。

また、まだまだいろんなものごとがきちっと形作られていない環境だから、様々なことに挑戦できる上、一緒に試行錯誤していけば、なにか新しい価値が作れるかも、とわくわくしています。不確かさの中から、新しい確かなものが生まれてくる高揚感が原動力になっています。

とは言え、ここにもいろんなリスクがあるのも間違いないですし、良い事、悪い事もいっぱいあります。でも、それらをひっくるめてもカンボジアに来て良かったと思っています。

そう思える場所、環境に居られることが、生きていく上での大きな力になっていると思います。

 

 


 

 

吉川 舞  (よしかわ まい) 

出身: 北海道札幌市

学歴: 早稲田大学卒業

職業・業種: Napura-works代表(ナプラワークス代表)

座右の銘: 夢は大きく、根はふかく 好きな生き方: 小説「孟嘗君」の中の風洪(のちの白圭)

趣味: 遺跡、昆虫、恐竜、美術館・博物館めぐり、料理、自宅ごはんパーティ、飲む、犬

カンボジア歴:2004年9月初訪問、2008年より在住

ウェブサイト: www.facebook.com/mai.yoshikawa.982   /   https://www.facebook.com/pages/Napura-works/709479959098139

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