こんにちは。
皆さま、掃除は好きでしょうか?
私は基本怠け者のため、正直あまり好きではありません。
ですが、お手伝いさんがいないので渋々掃除せざるをえません。
そんなわけで、今日は掃除に必要なほうきの話。
カンボジアも電化製品の普及はすさまじいですが、それでも掃除機を持っている家庭は
超少数派。我が家もほうきを使っています。
↑カンボジアでよく売られているほうきはこんなのです。
なんの植物かわかりませんが、何かの草を使って手作りで作られています。
↑このほうき、使っているうちに草が抜けてどんどん小さくなっていきます。
一番左が新しいもの、右は古いもの。一番右はもはやほうきの機能を果たせなく
なってきたので、そろそろさよならしないといけなさそうです。
さらに当たりハズレありますが、ハズレのほうきを買うと使い始めの時もものすごく
草が抜けて、ゴミを取り除くべきほうきからゴミが出るという本末転倒な状態が3週間ほど続きます。
柄の部分がちゃんとした木でできたもの(上の写真と同じタイプ)と、柄の部分まで草の茎が
使われたものがありますが、木の柄が使われたものの方がしっかりしていて草が抜けにくいです。
お値段も柄が木のものは約3000リエル、茎の柄は約2000リエルで違いがあります。
ちなみに上の写真の真ん中のほうきはお値段5000リエル。
え!?ぼったくり??と思ったのですが、品質は素晴らしいです。
普通のほうきは半年ほどしかもちませんが、真ん中のほうきは1年ほど使っていますがまだ使えています。
このほうきを作った人の努力を私は密かにものすごく尊敬しています。
このほうきを作った人はそんなこと考えている日本人がいるなんて思ってもみないと思いますが。
プラスチック製のほうきもスーパーなどに売られていますが、市場なんかでほうきをたくさん
担いで売り歩くおじいちゃんを見かけると、このほうきも郊外の重要な現金収入なんだろうと思い
この手作りほうきを買っています。