こんにちは。
最近シェムリアップ、交通検問の嵐です。
特に先週はやけに力をいれた検問があちらこちらで行われていました。
↑FCCアンコールホテル沿いの道路。たくさんの車やバイクが捕まっていました。
警察が主にチェックしているのが、バイクであればヘルメット未着用・ミラー未装備
車であればシートベルト未着用です。
以前はノーヘル、ミラー無しバイク、シートベルトが車に装備されていなくても
全くお咎めなしの無法地帯でしたが、バイクや車の増加に伴い、交通規制も
少しずつ強化され始めています。
以前はノーヘルで捕まった際の言い訳常套句のひとつに「お金がないから
ヘルメット買えない」というのがあったらしく、この言い訳が通用してしまって
いたらしいのですが、現在は警察に「バイク買えるのにヘルメットが買えない
わけないだろ」と返されるそうです。
そしてカンボジアならではとも言えるのが、過積載のチェックです。
東南アジアに詳しい方ならご存知でしょうが、ここシェムリアップも
とにかく過積載の量が半端ではありません。
恐らくタイなどからの運送屋なのですが、セダンの荷台や後部座席・助手席に
とどまらず、運転席にまで荷物を詰め込み、運転手の頭の後ろまで荷物を
載せている車が結構ザラにいます。
さらに荷物にとどまらず、人もものすごい人数乗っていることがあります。
田舎から親族みんなで街中に観光に来ているのでしょうが、セダン車に
大人子供入り乱れて10人くらい乗っている車もあるくらいです。
あとは、バイクで豚や鶏を運んでいる人もよく捕まっているので、衛生上の
観点からなのかわかりませんが、規制があるようです。
ちなみに捕まった際の罰金は概ね5000リエルです。
以前は警察も外国人とみると罰金をぼったくるケースがあり、ノーヘルで
捕まって10ドルの罰金を払わされた日本人もいると聞いたことがあります。
ただし、今は警察も汚職には厳しくなりつつあるので、罰金支払いの際に
ご丁寧にレシートまでくれます。
あと、シェムリアップは一方通行の道路が意外と多いので逆走しないように
気をつけましょう。
こちらも違反の場合は5000リエルの罰金です。