【インターンシップブログ】バイヨン寺院ってこんなところ!~魅惑の微笑みを楽しもう~

インターンシップ

こんにちは。インターン生の春野です。
今回カンボジアの遺跡を見て回りました。
カンボジアの古く壮大な歴史を肌で感じることができ、とてもいい経験が出来ました。
中でもアンコールトムにあるバイヨン寺院の菩薩は、日本の仏像にも似た魅力的な表情が印象的でした。
アンコールワットとはまた違った落ち着いた雰囲気が素敵だったので紹介したいと思います。

バイヨン寺院には、クメールの微笑みと呼ばれる菩薩が数多く彫られています。
その中でも写真の菩薩は、最も有名な微笑みで、雑誌などに掲載されているのは、ほとんどこの微笑みです。
この菩薩は、かなり近くで見ることができ、写真スポットとして賑わっていました。


バイヨン寺院には、全部で49塔の像があります。その一つ一つを見ていくと
表情や顔の作りに違いがあることが分かります。
写真右の顔は比較的小さく丸顔で、薄めの顔をしています。
一方で写真左の顔は、大きく面長で凹凸がはっきりしています。
このように見比べながら遺跡内を探索してみるのも面白いかもしれません。

どの方向から見ても顔があるので、同じ塔であっても見る角度によっては違った表情や顔の作りがあり、多様な楽しみ方が出来ます。
バイヨン寺院に訪れた際は、ぜひお気に入りの菩薩を見つけてみてはいかがでしょうか。

バイヨン寺院は、菩薩像だけでなく壁伝いに彫られている彫刻も繊細で目を引かれます。
写真は、デバターと呼ばれる踊り子の女性の壁画です。
アンコール遺跡には、このデバターが数多く描かれており、それぞれが違った表情、ポーズで描かれています。

この壁画は、天女アプサラスが中心に描かれています。
変わった格好で踊っているのが特徴的で、表情にも注目して見てみるとバイヨン寺院の壁画がより一層楽しめます。


壁画は、きちんと物語があって彫られています。
上の写真は、戦争に向かう場面が描かれた壁画です。
沢山描かれている人々は、クメール人と中国人で、他の人々よりも大きく描かれた象に乗っている数人は、身分が高い人を表しています。

この彫刻は前の写真と対になっています。
戦争から帰ってきた様子を表しており、描かれている人の人数も半数以上減っています。

バイヨン寺院は、歴史や芸術など様々な側面を楽しめる遺跡でした。
実際に見たクメールの微笑みには、見ている人を自然と穏やかな気持ちにさせるような魅力がありました。
バイヨン寺院が、落ち着いた雰囲気に感じるのは、不思議な魅力を持つクメールの微笑みに関係しているのかもしれません。

【インターン生、春野が感じたこと】
初めての海外がこのカンボジアでのインターンでした。
マーケットや気候、商売の仕方など、目にするものすべてが新鮮で興味深かったです。
日本との文化の違いを実感することができ、とても貴重な体験でした。
取材では、歴史あるアンコール遺跡をたくさん見ることができました。
特に今回の取材テーマであるバイヨン寺院は、圧巻の迫力でもう一度足を運びたいです。
遺跡の奥深さを肌で感じることが出来たのは自分にとって良い刺激になりました。
またカンボジアに来る機会があれば、首都プノンペンにも足を運び、カンボジアの文化や歴史への理解を深めたいと思いました。

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