こんにちは。
このところシェムリアップも雨が降る日が増えてきて、そろそろ本格的な雨期に
入るのではないかと思います。
一般的にカンボジア観光のベストシーズンは11月~2月ごろと言われています。
確かに、この時期は乾季で雨もほとんど降らず、涼しい秋のような気候で観光が
しやすいです。
では雨季がワーストシーズンかと言えば、そんなことはないと思います!
そんなわけで雨季のお勧めポイントをいくつかご紹介です。
①緑が青々としてきれい!
乾季は乾燥するのと、砂埃が舞うので樹々の葉が茶色くなり全体的にくすんだ印象になります。
反対に、雨季になると一気に樹々の緑が映え、瑞々しい印象に。
遺跡群には大きな樹々もたくさんあり、また郊外遺跡に行く道中の農村風景や自然も大満喫できます。
②水がポイントの観光地はやはり雨季!
クバール・スピアン遺跡やトンレサップ湖など水がポイントとなる観光地は雨季に
訪れることでその魅力が一気に増します。
特にクバール・スピアンは乾季になると水がなく、彫刻群が水を清めると言われる
水中遺跡の様子が見れないので(反面、彫刻などはよく見えますが)、雨季の方が
より神聖さを感じられるのではないかと思います。
③街の様子もなかなか面白い。
街角では、屋根から落ちてくる雨水で水浴びしてる人や水たまりを利用してバイクを
洗う人など日本では想像できない光景が広がります。
昔は傘の代わりに頭にビニール袋を被った人もかなりよく見かけていたのですが
最近見かけなくなってしまいました・・・。寂しい。
お勧めがある一方、雨季ならではの注意点も。
①靴はすべりにくいものを!
遺跡はつるつるした石が使われている箇所も多いので、すべりにくい靴がお勧め。
地元民はサンダルでスイスイ行きますが、観光客の方はサンダルは止めた方が無難でしょう。
特にクバール・スピアンは普通に山登りなので、運動靴がベストだと思います。
②傘などの雨具をお忘れなく!
ツアー参加の場合、一般的に旅行会社など傘を準備してくれているところが多いですが
カンボジアの傘はとにかく大きくて重いものがほとんど。折りたたみ傘があった方が便利です。
③虫よけをお忘れなく!
雨季は蚊が増えます。東南アジアではデング熱などの病気を媒介する種類もいるので虫よけを
必ずつけましょう。ちなみに忘れた場合は地元スーパーでも1.5ドルから3ドルくらいで売られています。
というわけで雨季は必ずしもワーストシーズンではないので、雨季のカンボジアも
是非見てほしいです!
個人的に一番観光が大変な時期は4月あたりの酷暑期だと思います。
この時期に観光される方はクーラー付きの車両移動でないと体力的に相当きついと思うので
ツアー参加がお勧めです。