【シェムリアップ】スマイルJP 山田 史織(やまだ しおり)

関係する日本人

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何かを変えなければ、何も変わらない。社長秘書から海外へ

ラクロスだけに没頭していた大学生活も終了し、社会人となった。入社した会社はいわゆる士業のコンサル会社であった。肩書は社長秘書、とはいえ新卒で入社したてで与えられた仕事は、実質の雑用、何でも屋であった。そんな時、夢と志を持ち会社を立ち上げたばかりの二人の青年と出会い、衝撃を受け、働かせてほしいと懇願し転職することにした。

出来たばかりの新会社。イベントやセミナー、人材紹介、社員教育など、今後人材ビジネスを展開しようとしていた。社風、将来性を含め魅力的であった。しかし立ち上がったばっかりで予算が潤沢にある訳でもなかった。理想と現実の狭間で、悔しい思いも多かったが、仕事の楽しさを覚えたのもこの時期であった。四六時中、仕事に明け暮れる爆裂サラリーマン。自分自身をそう表現できるほど仕事に没頭していた。ただ、仕事にやりがいはあったが、忙しさから自分の時間もあまりとれずにいた。旅行でもいいからいつか海外に出たいとうっすら思っていた。3人で始めた会社だったが、4年も経つとスタッフも増え、自分が抜けても、大丈夫な体制となっていた。

海外に憧れを抱きながら、時間だけが過ぎていく日々。どこかに疑問を感じて退職を決意した。何かを変えなければ何も変わらない。だから、環境を変える。そう決めて行動することにした。そして、海外に出ることにした。

 

上海ストーカー
失恋の後、カンボジアへの移住を決意
養豚ガールというお仕事

(こちらの記事は書籍版でご紹介しております)

 

今後の自分の挑戦と意識

カンボジアに移住して2年、まだまだ分からないことばかりです。カンボジア人と日本人、やはり考え方や価値観も異なります。自分が思う良いことも、カンボジア人にとっては必ずしも良いことであるとは限りません。それでも、一緒に悩みながら、この国でお互いが最高な環境を一緒に創っていくことに挑戦していきたいです。特に、女性が働きやすい職場をつくり、結婚しても家族ができても、働きたいと思う人にはチャンスとサポートができるような仕組みを整えられればいいなと思っています。

私自身、カンボジアに来て大きく人生観が変わりました。世界はこんなに広くて、いろんな生き方ができるんだと知りました。来る前と今、たった2年ぐらいですが全然違う。信頼する人に裏切られたり、想像していた以上にいろんな失敗をしてきました。でも色んな人たちと出会えたことで、自分自身が強くなり視野も広がりました。

人はどんな場所でも楽しめるということ。自分の心次第で、楽しい人生が送れるということ。正しい、正しくないではなく、「楽しむ」大切さを知ること。人生は一度きり。これからも、みんなと一緒に楽しい毎日を歩んでいけたらいいなと思ってます。

そのためには、ひとつでも多くの選択肢を持つことが大切なのかな、と感じています。世界は広くて、いろんな生き方があります。私も、これからも楽しい冒険を続けていける人生を歩みたいです。

 


 

 

山田 史織(やまだ しおり)

出身: 神奈川県

学歴: 法政大学法学部卒業

職業・業種: SMILEJP

座右の銘: 倒れるときも、前のめり

趣味: カンボジア

カンボジア歴: 2012年4月初訪問、同年7月より在住

ウェブサイト: http://www.smilejp.asia/blog

/   www.facebook.com/shiori.yamada1

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