【シェムリアップ】NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表、カンボジア駐在代表 青木  健太(あおき けんた)

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かものはしの立ち上げ

子供の頃から、なりたかった仕事は何もなかった。ただ銀行員だった親から、銀行員にだけはなるなと言われていた。だから銀行員にだけはならないと決めていた。

2002年2月、大学の春休みを利用して友人と1ヵ月かけてアジアをバックパッカーとして周遊した。たまたまその中にカンボジアも含まれていたが、その時は自分がカンボジアにこれほど深く関わることになるとは思いもしなかった。ただアンコールワットを見て、数日滞在したことで、カンボジアを知った気でいた。

半年後、学生団体である「かものはし」を立ち上げることとなった。共同代表の意向でカンボジアで活動を始めることは決まっていた。活動資金はITの仕事を受注しながら調達していくことになった。当時、サークル活動の一環という事もあり、スタッフには給料は出ず、みんなが持ち出しで頑張っていた。自分たちがバイトしたお金を団体のために使って活動していた。まだまだ学生だった。働くという目的ではなく、自分たちの持つ「想い」を形にして誰かのために使いたかった。

 

大学中退、そしてコミュニティファクトリーオープン

カンボジアに駐在。そしてインドへの展開

(こちらの記事は書籍版でご紹介しております)

今後のカンボジアと自分の挑戦

カンボジアでの仕事、生活は充実しています。やはり周りの人々が成長していく姿を間近で見られることって嬉しいじゃないですか。ただ、自分の家族は日本に住んでいるので、それが寂しいです。

働いていく上で、いくつか大変なこともありますが、最近、日本との共通点の方が多い気がしています。時間とか、仕事に対する価値観は違うけど、団体として運営していく以上、同じことを日本でやっても抱える問題の本質は変わらないでしょうし。

ただ、カンボジアの場合、お金とか名誉に惹かれている人が多く、やりがいと言うものに重きを置いている人があまりいないです。ただし、未来に対しての希望やエネルギーは、日本人よりカンボジア人のほうが強いと思います。

最近、いろんな日本人がカンボジアに来ています。「途上国のことを知りたいからカンボジアに住みたい」とか、間違ってはいないけど来れば分かります。「来ればカンボジア人のためになることができる」とか、「来れば活躍できる」とか、あまり思わないほうがいいです。カンボジアに来れば、カンボジアの辛さと、楽しさが分かります。

カンボジアは楽しいし、面白い。特にシェムリアップは。

 


 

 

青木 健太  (あおき けんた) 

出身: 東京都世田谷区

学歴: 成蹊高校卒業、東京大学教養学部理科Ⅰ類中退

職業・業種: NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表、カンボジア駐在代表

座右の銘: 静かなる者は健やかに行く。健やかなる者は遙か遠くまで行く / 挑戦しないリスク

趣味: ナスの着ぐるみ、フットサル

カンボジア歴: 2003年初訪問、2009年9月より在住

ウェブサイト: http://www.kamonohashi-project.net / http://kentaf4.blogspot.jp

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