こんにちは。インターン生の村山です。
今回はシェムリアップの一番の名所、世界遺産アンコールワットについて紹介します。
定番のおすすめポイントや、マイナーだけど見てほしい一押しの場所などピックアップしてみました!
まず見てほしいのはアンコールワットの夜明け!サンライズももちろん見逃せない絶景ですが、私はあえてまだ少しくらい時間に行くことをおすすめします。
薄暗く澄んだ空気の中に建つ巨大な遺跡は日中とは違った迫力があります。水面に映る逆さアンコールワットも見る価値ありです。
だんだんと木々や建物が金色に変化していき、とうとう朝日が顔を出しました!日の光に照らされて遺跡が輝く様子は見ものです。
夜明け前のアンコールワットを見るためにはもちろん朝早くの出発になりますが、そのぶん素晴らしい景色が待っているので一日だけでも早起きをしてみてください!
次に早速遺跡内についてですが、アンコールワットに入ったら壁に模様が彫られているのが分かります。
これらはもちろん手作業ですが、とても繊細に造られていてひとつひとつ見ていくのも面白いです。場所によって少しずつ模様も変わってきます。
周りの豪華なレリーフに目をとられ見落としがちな壁や柱ですが、ぜひチェックしてみてください!
現在アンコールワットは仏教寺院ですが、特に第二回廊と第三回廊内は仏教色が強く、袈裟を着たお坊さんがいたり、華やかに飾られた仏像がたくさん並べられています。
一部が欠けていたり首がない仏像を見かけますが、これは13世紀から16世紀にかけての宗教戦争によって壊されたものです。
アンコールワットには地元の方も参拝に来ているので、寺院として機能する遺跡のもう一つの顔を見ることができます。
また、第三回廊は仏像だけでなく素晴らしい景色も待ってます。
高い建物の上にあるので途中の階段が少し怖いですが、アンコールワットが一望できるベストスポットなのでぜひ一度訪れてみてください!
そしてヒンドゥー教の神様のうち、やっぱり見て帰りたいのがガネーシャ。
日本ではベストセラーの本に登場してから人気になり、一番知られている神様なのではないでしょうか。
アンコール遺跡内でガネーシャを見られるスポットはあまりないのですが、なんと数少ないうちのひとつがアンコールワットのレリーフに描かれています!
第一回廊にある「クリシュナとバーナの戦い」のレリーフに注目してください。
父であるシヴァ神と並んで大きく描かれています。アンコール遺跡内では貴重なスポットです!
いかがでしたか?今回紹介したのはほんの一部ですが、巨大なクメールの遺跡であるアンコールワットは一日観光しても飽きないくらいたくさんの魅力が詰まったスポットになってます。レリーフをじっくり見て回ったり、ヒンドゥー教の気になる神様を見つけてみたり、色々な方法でアンコールワット散策を楽しんでみてください!