こんにちは。
暑いシェムリアップですが、今は湿気もあまりないので日陰に入れば割と快適な
今日この頃です。
さて、先日母に日本からいろいろと日本食材を送ってもらいました。
そんなわけで今日はシェムリアップの郵便事情のお話です。
ここシェムリアップ、一応住所というか番地のようなものも存在しているらしいのですが
ほとんどの人がそれを知らずにおおまかな地名で住所表記をします。
そのため、郵便局から家に荷物が届くということは基本的にありません。
まず、海外から郵便物が届くと、伝票に書かれた宛名の電話番号に荷物が届きましたとSMSが来ます。
そこから、自分で郵便局に出向き荷物を受け取るというシステムなのです。
そんなわけで郵便局へ。
中はこんな感じ。入ってすぐのところに切手やポストカードが売られています。
カンボジアの切手はバイヨン寺院だったり、遺跡の絵柄が書かれているものがあるので
お土産としてもいいかもしれないですね。
↑荷物の受け取りは入口入って右側のゾーン。そこにファイルが三つほど置かれています。
そこで、係のお兄さんにSMSを見せると荷物を取ってきてくれ、必要書類に受け取りのサインをします。
ここで注意!!
カンボジアは荷物を受け取る側も手数料がかかります!手数料は荷物の大きさ次第のようです。
なので、知り合いに荷物を送る際には必ず送っていいか確認しておいた方がいいと思います。
このようにカンボジアの郵便システムは日本とは異なります。
これが結構トラブルを起こすらしく、私が荷物を取りに行ったときには荷物を知らない
人に持っていかれてしまったと思われるフランス人男性が大激怒していました。
何年か前にも若い欧米人のお姉さんが家まで配達されないことに激怒しており
「F●●king Job!!!!」と叫んでいました。
気持ちはわからないでもないのですが、そこまで言わなくても・・・
カンボジアはまだまだインフラが整備されていない部分があるので、大切なものを
郵便で送るのは控えるというのが一番かと思います。
ちなみに現在は大きな会社などにはきちんと配達してくれるようになってきています。
<おまけ>
この郵便局の入って真正面にいつもいるおばちゃんたちは10年以上郵便局に勤めている
大ベテランらしいです。
このおばちゃんたちに手紙の送付をお願いすると、ハンマーの形をしたスタンプでダーン!!と
切手に消印を押してくれます。
その光景はアンコールワット第一回廊の壁画「天国と地獄」で描かれる閻魔大王を彷彿とさせるほど
圧巻ですので、それだけでも是非見て頂きたいと個人的には思っています。