【プノンペン】スカイリミテッド代表社員 公認会計士・税理士 芝 清隆(しば きよたか)

関係する日本人

P32_Shiba

日本で

2005年、大学を卒業し公認会計士を志すことにした。将来的に自分で起業をと考えていたこともあり、それまでに税務をきちんと学んでおきたかったからだ。

日本で三本の指に入る大手会計事務所で研修生として働きながら、資格試験の準備をすることにした。当時、会計士不足であったため、資格取得後には必ず入社することを条件として、週2日勤務しながら翌年には無事資格を取得した。事務所在籍中、現在のパートナーと共に、スカイリミテッドというネット広告会社を立ち上げたがあまりうまくはいかなかった。そこで、それらに派生する形でコンサル的な仕事や会計業務を行うことにし、会計事務所として外部から専門家を雇用した。ネット広告の会社は会計事務所として、少しずつ業務をシフトしていった。

2012年、それまで5年間務めた大手会計事務所を退社し、自社(スカイリミテッド)の業務に専念することにした。公認会計士と税理士、そしてコンサル業務である。基本、会計コンサルをメインとして、投資を行いたい人には投資先を紹介し、M&Aの案件があれば支援し、ベンチャー企業からグローバルな会計スキームの作成依頼を受注したりした。事業はだんだん安定していき、次には海外展開をと考え始めていた。

 

カンボジアの活気。準備期間と人材育成
カンボジアでの会計・税務・法務・労務のワンストップサービス

(こちらの記事は書籍版でご紹介しております)

 

今後のカンボジアと自分の挑戦

この国に来て、日本人の良さ、日本の良さに気付けたというのが一番良かったことです。日本のアイデンティティ、おもてなしや、仕事に対する取り組み方。日本にいると、当たり前と思っていたことが、この国にいるとそれ自体がすごい事だったんだなと感じました。

ただ、自分自身、日本にいる時はもっとストイックに仕事をしていたのですが、この国にいると、若干落ちてきたなと感じています。自分次第と言うのは分かっていますが、周りの環境や、暑さのせいか、カンボジア特有の気質のせいかは分かりませんが、カンボジアの風土に流されてしまわないように気をつけなければならないと思っています。

カンボジアでは、日本人、外国人含め、アグレッシブな人々が多くて面白いです。いろんな人々と知り合い、そういう人々と対等に話せる環境があります。今の日本は成熟しすぎていて、アグレッシブな人が減ってきています。そういう意味では、カンボジアは意欲の塊。活気もあるし、人もマーケットも生き生きしている。そこが違う。

外に出たいと思いながらも、現状に満足して生活する日本の人たち。でも、出たいと思ったら出ればいい。いけると思えば何でもいける。根拠のない自信なんですが、何かを変える時にはそんな意識が大事だと思います。思ったならやってみろ。行きたいと思ったら行ってみろ。衛生がどうとか、安全がどうとか、税制がどうとか、やらない言い訳はいくらでも作れます。でも、まずはやってみろと思います。

 


 

 

芝 清隆 (しば きよたか) 

出身: 兵庫県

学歴: 甲南大学理工学部卒業

職業・業種:スカイリミテッド代表社員、公認会計士・税理士

座右の銘: 根拠ない自信

趣味: サッカー、読書

カンボジア歴:2012年より在住

ウェブサイト: http://skylimited.jp

 

100cambodiajapanese-ad

タイトルとURLをコピーしました