こんにちは。
私のブログは食べ物ネタばかりなので、今日は少しばかり趣向を変えてカンボジアの学校について書いてみようと思います。
以前もブログで書きましたが、ここシェムリアップは実はインターナショナルスクール濫立エリアです。
数あるインターナショナルスクールの中で、我が家は中流家庭が多く通うインターナショナルスクールに通わせています。
そして、本日学校の授業参観に行ってきました。
国が運営している小学校では授業参観のようなものは無いそうですが(というか割といつでも自由に授業が見学できるかららしい)、ほとんどのインターナショナルスクールではちゃんと授業参観があるんです!
安全管理上、子供たちの写真は掲載は控えさせてもらいますが、ハロウィン・パーティーに向けてお化けの絵を描いたり、折り紙でコウモリを作ったりしていました。
我が家の子供たちも思ったより真面目に授業を聞いていたので一安心。
ちなみに教室内には全ての部屋にクーラー、扇風機、さらには液晶テレビまであり、自分が子供の時通っていた小学校より充実しています。
授業参観が終るとペアレンツ・ミーティング(PTA総会のような感じ)が始まります。
↑こちらも液晶を使ってカリキュラムの説明!
我が家が通う学校は午前中は英語、午後はカンボジア語のカリキュラムが組まれており、ちゃんとネイティブスピーカーの先生が英語を教えてくれます。
昔はネイティブの先生がいる学校は少なく一部の上流インターにしかいなかったのですが、最近では中流クラスのインターにもネイティブの先生がいるようになっています。上の写真で説明をしてくれている先生もインド系アメリカ人のようです。
そして、通学の際の諸注意の説明。
「必ず始業時間前に登校させる」、「必ず制服を着て登校させ、靴はビーチサンダルNG」、「おやつにコーラやコーヒー、糖分が多すぎるものはNG」などカンボジアらしいなぁと思う諸注意が盛りだくさん。
この3つ、カンボジア人がなかなか守れない三大注意事項だと思われます。
特に朝の遅刻が多い!!以前子供1号2号が通っていた別のインターでは遅刻3回で親が校長に呼び出しを食らうというシステムができたほどです。
続いて、カンボジア語カリキュラムの説明。教育省?のお役人さんっぽい人も同席してました。
カンボジア政府認定カリキュラムの説明を始めたのですが、まさかの怒涛のカンボジア語!!
確かに説明会には外国人は私ひとりしかいなかったので仕方ないのですが、何言ってるかさっぱりわからない!!!
一応、カンボジア政府認定カリキュラムでは「国歌斉唱の時間がある」とか「体育の時間があるから靴は運動靴で」というようなことだけは何となくわかりました。
他にも何か説明していましたが、全く理解できず・・・
以前知り合いに「(この学校の)副校長ってタレントの宮川大輔さんに似てるよね」と言われたのを思い出し、写真には写っていませんが同席している副校長を見るたびに「ホントに似てるなあ・・・」と思いながら時間が過ぎていくのを待ちました。
最後に質疑応答&学校への要望タイム。
これが意外や意外、意見を言う保護者が多いのに驚きました!
これも怒涛のカンボジア語でほぼ理解できず・・・でしたが、「教室の電気が暗くて目に悪いから暖色ではなく白色の電球にするべきだ」とか「中国語の時間を設けてみてはどうか」などの意見が。
以前のカンボジア人というのは他人(特に目上の人)に言われたことをただ受け入れるだけ、という印象が強かったですが、この日はかなりたくさんの意見が出ておりカンボジア人もきちんと自分たちの方向性を主張するようになってきたんだなぁと思いました。
とりあえず、説明会内のカンボジア語でほとんど理解できなかったことを宮川大輔さん似の副校長に後日掻い摘んで英語で説明してもらおうと思いながら授業参観&ペアレンツミーティングは終了したのでありました。